赤十字活動について

日本赤十字社三重県支部尾鷲市地区事務局

 日本赤十字社は本部のほか各都道府県に支部があり、さらに各市町村に地区(市)、分区(町村)という組織があります。尾鷲市地区の事務局は尾鷲市社会福祉協議会にあり、日本赤十字社の活動資金の募集や、災害義援金の募集のほか、三重県支部が実施する救急法講座や奉仕団活動のお手伝いをしています。

 

 日本赤十字社の活動は、皆様からお寄せいただく活動資金のご協力によって支えられています。尾鷲市地区では毎年5月1日~5月31日の赤十字運動月間に、日赤奉仕団(尾鷲市婦人の会連絡協議会)による戸別訪問のほか、地区によっては自治会様等でご協力いただいている地域もあります。

※ 共同募金で自治会様等にご協力いただいている地区でも、日赤募金では日赤奉仕団の戸別訪問による募金活動を行っている地区もあります。なお、共同募金、日赤募金ともに自治会様等にご協力いただいている地区もあります。
※ 地区によってはボランティアの不在等により募集活動が行き届いていない場合もありますので、ご協力いただける場合は事務局までご相談ください。

 

 日本赤十字社の事業費の大部分は皆様からの会費や寄付金で賄われています。年間2,000円以上ご協力いただける方は会員として登録され、その会費と一般有志の皆様からの寄付金を合わせて活動資金となります。

※ 尾鷲市地区で5月に募集する日赤募金は、2,000円を超える場合でも、すべて「寄付金」として日本赤十字社三重県支部に送金しています。会員として登録をご希望の場合は、担当者までご相談ください。

 

 尾鷲市社会福祉協議会では、窓口にて日本赤十字社が募集している災害義援金および海外救援金の受付を行っています。それぞれ活用のされ方が異なりますので、下記をご確認のうえご協力お願いいたします。なお、現在募集中の災害義援金および海外救援金については、日本赤十字社三重県支部のホームページでご確認ください。

災害義援金(国内義援金)

 国内で大規模な災害が発生した場合に募集し、集まった義援金は各都道府県に設置される義援金配分委員会を通じて全額金銭として被災者に届きます。

海外救援金

 海外で災害等(災害に限りません)が発生した場合に募集し、日本赤十字社の国際活動事業をはじめ、各国の赤十字活動の活動費として活用されます。

 

紀伊地区安全奉仕団(赤十字ボランティア)による赤十字救急法の講習活動のほか、日赤奉仕団(尾鷲市婦人の会連絡協議会)による訓練活動、青少年赤十字加盟校によるJRC活動が行われています。

 

赤十字活動・日本赤十字社について

 赤十字活動はイタリア統一戦争時代、傷ついた兵士たちを敵味方分け隔てることなく救護する目的で、スイスの実業家だったアンリー・デュナンによって創設されました。日本でも西南戦争で傷ついた人たちを救護するため、1877年(明治10年)に元老院議官の大給恒と佐野常民によって現在の日本赤十字社の前身となる「博愛社」が設立され、1886年(明治19年)に日本政府がジュネーブ条約に加入したことにより、
翌1887年に日本赤十字社と改称されました。なお、日本赤十字社は政府から独立した救護団体です。日本赤十字社は「苦しんでいる人を救いたいという思いを集結し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守る」という使命のもと、医療事業をはじめ、災害救護活動や国際活動など国内外で様々な活動を行っています。詳しくは日本赤十字社のホームページをご覧ください。

 

【日本赤十字社の主な事業】

日本赤十字社HP

 

 日本赤十字社三重県支部は明治22年10月に発足し、令和元年度に創設130年を迎えました。詳しくは日本赤十字社三重県支部のホームページをご覧ください。

日本赤十字社三重県支部